[iNews24 キム・ダウン記者]患者2人を殺害した疑いで裁判にかけられたアメリカのある療養病院の看護師が、そのほかにも10人以上の患者を追加で殺害しようとしたことが明らかになった。彼は殺人の理由として「患者たちが昏睡状態に陥って死ぬ方が良いと思った」と明らかにした。
3日(現地時間)、米フォックスニュースなどによると、ペンシルベニア州に住む看護師ヘザー・プレスディ(41)は2件の1級殺人と17件の殺人未遂などの容疑で前日追加起訴された。
先にペンシルベニア州検察は、インスリン過剰投与で患者2人を殺害し、1人を殺害しようとした疑いでこの女性を逮捕し、昨年5月に起訴していた。
しかし、警察の捜査の結果、追加容疑が明らかになり、検察は2件の1級殺人と17件の殺人未遂などの容疑を追加で適用した。1級殺人の容疑は、死亡の因果関係が物証で証明された場合にのみ適用された。
今回の追加起訴で犯行被害者は22人に増えた。
検察によると、プレスディは職員が少ない夜間勤務時間を利用して被害者に過剰なインスリンを投与し、患者が意識を回復しそうになると再び薬物を投与した。
プレスディは警察の調査で「患者たちの生活の質が低くてかわいそうだった」「彼らが昏睡状態に陥って死んだ方がいいと思った」と供述している。
ミシェル・ヘンリーペンシルベニア州検事総長は「患者の世話をすべき看護師が人を無慈悲に傷つけたという事実を信じるのは難しい」と述べ、「被害者と遺族が受けた被害はあまりにも大きい」と述べた。
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