静止画には、私たちがよく知っているアニメの白雪姫を連想させるドレスを着た主人公レイチェル・ジグラーと7人の小人たちの優しい瞬間が収められているが、まるで静止画ではなく、童話に登場する挿絵ではないかと思うような不思議な感じを出している。
スティーブン・スピルバーグ監督が演出した「ウエストサイドストーリー」のオーディションで、なんと3万人の競争相手を抑えて主人公のマリア役にキャスティングされるほどの驚くべき歌唱力と演技力の持ち主であるレイチェル・ジグラー。
今回の「白雪姫」もミュージカル映画として知られ、彼女の演技だけでなく、彼女の歌唱力もまた一段とアップする予定で、白雪姫の継母であるグリム・ハイド役には「ワンダーウーマン」で有名なギャル・ガドットが演じているのも期待されるポイント。
一方、「ピノキオ」の青い妖精、「ピーターパンとウェンディ」のティンカーベル、「リトル・マーメイド」の役に黒人俳優をキャスティングして物議を醸したこともあるディズニー。 今回の「白雪姫」のキャスティングに関しても、同じような論争が起きている。
「雪のように白い」という意味を持つ白雪姫の役に白人ではなくヒスパニックのレイチェル・ジグラーをキャスティングしたため。(実際、母方の祖母がコロンビア出身であるだけで、父系はポーランドなので、単にヒスパニックと表現するには曖昧な部分がある)
だけではない。ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで有名な俳優ピーター・ディンクリッジは、同作のキャスティングが発表された後、白雪姫は有色人種に設定したが、小人症を連想させる小人はなぜそのままにしたのか、時代逆行的なリメイク映画だと批判したことがある。
このような批判を意識したかのようにディズニー側は小人が登場するが、神秘的な生命体に置き換えられると明らかにしたことがあり、昨夏流出した「白雪姫」の撮影現場には様々な人種と体格、性別の俳優が目撃されたこともあった。しかし、今回公開された静止画では撮影現場で目撃された俳優ではなく、CGで実装された小人たちの姿なので、果たして設定がどうなるのかまた一度好奇心を刺激している。
一方、「白雪姫」の実写映画は当初2024年3月22日に公開される予定だったが、アメリカ俳優組合のストライキにより公開日を2025年3月21日に変更した。どうやら1年間はもっと騒がしいだろう。
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