韓国の元アイドルでラッパーのチェ氏が、彼女と交際中、性行為の場面や体の部位などを盗撮した容疑で裁判にかけられ、自身の容疑を認めたことが明らかになった。
ソウル西部地裁刑事4独(ホン・ダソン判事)は8日午前、性的暴行処罰法の上、カメラなどを利用した撮影・頒布などの容疑で起訴されたチェ氏に対する初公判を開いた。
検察によると、チェ氏は2022年7月15日頃から2023年5月20日頃まで計8回にわたり、被害女性たちの体の部位や性行為の場面などを無音カメラアプリなどを利用し、盗撮した疑いが持たれている。現在までに被害者合計3人であると確認された。
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チェ氏は、アイマスクなどを利用し、被害者の目を覆ったり、気づかれない角度に携帯電話のカメラを事前に設置しておくなどの手段を使ったとされている。
ただし、チェ氏が問題の映像などを流布した形跡は見つからなかった。
この日の裁判では、証拠調査などが行われた。
裁判に出席した1人の被害者は、チェ氏が10ヶ月以上経っても被害の回復に取り組んでおらず、謝罪も全くないと延べ、厳しい処罰を望んでいる。
これに先立ち、龍山警察署は昨年9月、チェ氏を検察に送致した。ソウル西部地検は同年12月8日、チェ氏を書類送検した。
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チェ氏は2017年に5人組アイドルグループのメンバー(ラッパー)としてデビューした。グループ活動中、2019年には健康上の理由から活動を中止したことがある。
チェ氏事件の次の裁判は、5月17日午後3時に開かれる予定だという。
また、今回のチェ氏事件の裁判内容が複数のメディアで報道された後、一部では実名などを掘り下げる動きが見られている。
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