沖縄・古宇利島の人工島の設置をめぐって、関係者と市民の意見が対立している。
沖縄タイムズによると、沖縄県は4日、古宇利島近海に海洋レジャーの拠点となる巨大な人工島を設置する計画を明らかにした。
2026年夏にオープンする予定のこの人工島は、年間2万人の観光客誘致を目指す。
シュノーケリングやダイビングを楽しめるレジャー拠点にする予定だ。
人工島は、沖縄の美ら海浜から1km離れた場所に位置する。エンジンのない船であること以外、大きさや詳細はまだ明らかにされていない。
沖縄県関係者は「現時点で言えることはない」とし、「地域社会とともに発展することを目指し、持続可能な事業を展開していく」と述べた。
沖縄県民は、人工島の設置に懸念の声を上げている。沖縄の財産である自然環境を無視した無分別な開発が進んでいるという趣旨だ。
過去にも石垣島西海岸に人工島を設置する計画を立てた際、住民団体が自然環境への影響や下水処理方法への懸念から撤回を求め、約4万8000人の署名を沖縄県に提出した。
日本観光業界側は「観光収益を上げるための観光地開発と自然保護の間で妥協点を模索すべき時」と分析した。
文=パク・ソジェ旅行+記者
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