[アイニュース24チェ・ラン記者] 夜明けに道路に倒れていた酔っぱらいをひき逃げしたタクシー運転手が1審で罰金刑を宣告された。
6日、法曹界などによると、ソウル中央地裁刑事25独(裁判官キム・ボンジュン)は、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(逃走致傷)容疑などで起訴されたA氏に罰金1200万ウォンを宣告した。
夜明けに道路に倒れていた酔っぱらいを轢いて逃げたタクシー運転手が1審で罰金刑を言い渡された。本記事とは無関係の画像。[写真=ニューシス]
A氏は昨年12月、深夜1時ごろ、ソウル市内の道路を走行中に道路に倒れていた50代の被害者B氏を轢いて逃走した容疑で裁判にかけられた。
A氏は事故直後、そのまま現場を離れ、この事故でBさんは3ヶ月間治療を必要とする骨折傷害を負った。
Aさんは裁判で「夜間に暗い服を着て横たわっていて発見しにくく、人にぶつかったことを知らなかった」と主張したが、裁判所はこれを認めず、運転者の過失と逃走の故意性を認めた。
裁判部は「ブラックボックス映像を見ると、ヘッドライトの光を通して人の頭のような形体が見えるにもかかわらず、衝突する時点に至って初めて回避反応を示した」とし、「前方視界や注意を怠っていた」と判断した。
夜明けに道路に倒れていた酔っぱらいを轢いて逃げたタクシー運転手が1審で罰金刑を言い渡された。本記事とは無関係の画像[写真=チョン・ソヒ記者].
また、「かなりの衝撃が加わったにもかかわらず、事故直後に停車して現場を目で確認せずにそのまま離脱した」とし、「事故発生を知っても不本意ながらも逃走する意思があったことが認められる」と付け加えた。
ただし、裁判部は、事故当時、B氏を事前に発見して回避することが容易でないことに加え、酔って道路に横たわっていたB氏にも責任がある点を考慮したと明らかにした。
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