[アイニュース24キム・ダウン記者] スペインの警察がマドリードの街で生放送中に報道していたリポーターを性的暴行の容疑で逮捕した。このシーンは映像として残り、スペインの全国的な怒りを引き起こしている。
15日(現地時間)にテレプラフ、CNNなどの報道によれば、12日(現地時間)にスペインのクアトロ(Cuatro)チャンネルのニュース番組のリポーター、イサ・バラドがマドリードで起きた強盗事件を報道中に性的暴行を受けた。
バラドが生放送中にスタジオの司会者と話をしている最中、街を歩いていたある男性が彼女のお尻付近を叩いた。彼はバラドに「どこの放送局から出てきか」と尋ねることもした。
このシーンはしっかりとカメラに捉えられ、スタジオの司会者がバラドに「さっきの男がお尻を触ったのか」と尋ねると、バラドは「そうだ」と認めた。
カメラが性的暴行をした男性を映し、生放送中であることを明らかにすると、彼は「触ろうという意図はなかった」と否定したが、その後、去りながらバラドの頭を撫でる仕草まで取った。
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その後、マドリードの警察はTV生放送中にリポーターを性的暴行した容疑で彼を逮捕したと発表した。
この事件はスペインに大きな反響を呼び、世界中で報道されていることから批判を浴びている。
ヨランダ・ディアス・スペイン労働相は自身のX(旧ツイッター)に「女性ジャーナリストがこのような性暴力を受け、加害者がカメラの前でも反省しないのは性差別のため」と指摘した。
他のスペインの女性ジャーナリストたちも次々と勤務中に受けた性的暴行を告白した。
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