韓国の忠清南道(チュンチョンナム道)舒川郡(ソチョン郡)で 40代の男性が自宅に火をつけた後、119番に通報し、現行犯で逮捕された。
引用:ニュース1
25日、聯合ニュースによると、この日午後3時4分頃、ソチョン郡馬山面(マサン面)の一軒家に火をつけた容疑(建造物放火)で40代の男性Aを現行犯で逮捕し、調査しているとのことだ。
Aは自宅の部屋に火をつけた後、自ら119番に通報した。消防隊員が到着するまで家の外に出なかった。消防当局と警察の調査結果、Aは当時酔っていたことが明らかになった。
消防当局は消防車13台と人員38人を投入し、31分後に火災を鎮圧した。幸い火災時に他の住民はいなかった。Aは家の中から救出され、負傷の程度は軽微で病院への搬送はなかった。
警察はAの酔いが覚め次第、正確な犯行経緯を調査する予定だ。現在、Aは酔っていて調査に応じられない状態だ。また、犯行動機を把握するために周囲の人々を対象に調査を行っており、Aの携帯電話などの証拠物を確保し分析している。
警察関係者は「Aが酔った状態で放火したと推測されるが、正確な犯行動機を明らかにするために調査を続ける」と述べた。
放火は非常に重大な犯罪であり、韓国の刑法ではこれを厳しく取り扱っている。放火犯に対する刑罰は放火の動機、結果、そして放火によって引き起こされた被害の程度によって異なる。
刑法第164条によれば、故意に火をつけて人の命や身体に害を及ぼし、または財産に被害を与えた場合、1年以上の懲役に処せられる。また、放火により死者が出た場合は、無期懲役または5年以上の懲役に処せられる。
放火による財産被害だけでも罰は軽くない。大きな財産被害を与えた場合、その程度により懲役または禁錮刑に処せられる。また、放火が公共の安全を深刻に脅かした場合には、より厳しい刑罰を受けることがある。
放火犯に対する具体的な罰は、裁判所がその事案の具体的な事実と法理を総合的に検討して決定する。したがって、各事件ごとに罰の水準は異なり、放火の動機と結果、被害者の状況など様々な要素を考慮して決定される。
重要なことは、放火は単なる財産被害を超えて、人の命を脅かし、社会の安全と秩序を侵害する重大な犯罪であるということだ。
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