性的暴行被害者だと虚偽告訴をしたガールズグループ出身配信者、防犯カメラが教えるその日の真実とは
所属事務所代表に性的暴行の濡れ衣を着せようとして、反対に虚偽告訴で訴えられた韓国のガールズグループ出身のBJ(動画配信者)に実刑判決が言い渡されたが、そんな中、当時の状況をおさめた防犯カメラの映像が公開された。 先だって、21日にソウル中央地裁刑事2部のパク・ソジョン判事は、虚偽告訴罪で起訴されたガールズグループ出身のBJ A(24)氏に懲役1年6ヶ月の判決を言い渡した。 裁判所側は「被害者の供述は捜査機関と法廷でおおむね一致しているが、全体で見た場合に被告人の供述には一貫性がなく、防犯カメラの映像とも矛盾が発生しているため、信憑性が低い」と指摘した。 そのうえで、「虚偽告訴罪は、誤って被告人となった人物が不当な刑事処罰を受ける可能性がある重大な犯罪」とし、「被告人が虚偽の告訴をし、捜査機関で虚偽の供述をしたのは非常に悪質だ」と述べた。 続けて、「防犯カメラの映像と両者が携帯電話で交わした会話内容などの証拠が存在したおかげで、(虚偽告訴の被害者が)無罪判決を受けたが、証拠がなければ刑事処罰を受ける可能性もあった」とし、「それにもかかわらず、被告人は精神科の薬を服用していた、酔って覚えていないなどと釈明した」と糾弾した。 22日、韓国の放送局「JTBC」はA氏が代表に性的暴行を受けたと主張した日のCCTV映像を公開した。 A氏は性的暴行を避けるため、部屋から逃げ出したと供述したが、防犯カメラの中のA氏は部屋から出た後ソファに座り、リップグロスを塗るなどし、切迫した状況にあるようには到底見えなかった。その後もリラックスした姿勢で横になり、電子タバコまで吸っていた。 さらに3日後、同じ場所で代表と再会したA氏は気分がよいのか、手足を揺らしながら元気に飛び跳ねていた。 この映像に関し代表側は、映像当時、A氏が「BJ活動をするために金銭的に支援をしてほしい」と依頼してきたため、「努力する」という返事をしたところ、A氏の気分が良くなり、そのような姿を見せたと説明した。 代表側の弁護人は、A氏の犯行動機は金銭と推測されると述べた。弁護人はA氏が知人に「私は和解金として3億を要求する」と話していた事実も確認したという。
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