最近、釜山国際映画祭MCを務めるなど、華やかに世間の前に立った俳優パク・ウンビンが無人島で苦労している近況を公開した。
これはまさにドラマ「無人島の歌姫」の中の話だ。
パク・ウンビンの「真心」と「責任感」…「無人島の歌姫」でも「光」。
「本当は軽い気持ちで選びたかったのですが、やるべきことがたくさんあって、後になって「また難しい選択をしてしまったんだな…」と思った」
俳優パク・ウンビンが無人島に不時着した主人公の脱出期と成功期を描いたtvN土曜ドラマ「無人島の歌姫」の撮影を振り返りながら語った言葉。
昨年8月、ENAドラマ「変な弁護士ウ・ヨンウ」でブームを巻き起こしたパク・ウンビンは、多くの作品の出演オファーが殺到する中、「無人島の歌姫」を選んだ。 彼の言葉通り「軽い気持ちで」選んだ作品だが、物語を完成させるための過程は決して軽くなかった。
「無人島の歌姫」は、15歳の時に一人で無人島に落ち、16年間一人で生き延びた主人公ソ・ムクハの物語だ。劇的な状況に置かれた人物を表現することは、どんな俳優が演じても簡単なことではない。誰も簡単に踏み切れない挑戦に大胆に挑むパク・ウンビンの果敢さは、今回の「無人島の歌姫」でも輝いている。
パク・ウンビンは自ら「無人島の歌姫」を難しい選択だったと振り返ったが、「絶対に後悔していない」とも強調した。ソモクという人物が持つ健康的な力がパク・ウンビンにも「必要な助けだった」という考えからだ。
●「自分の言葉に責任を持ちたかった」
「無人島の歌姫」は、16年ぶりに無人島で救出された歌手志望のソ・ムクハの歌姫への挑戦記を描いた作品だ。ソ・ムクハ役のパク・ウンビンを中心に、ムクハが憧れる歌姫ユン・ランジュ役のキム・ヒョジン、音楽番組PDカン・ボガール役のチェ・ジョンヒョプ、放送局記者カン・ウヒョク役のチャ・ハクヨンなどが出演する。
パク・ウンビンは昨年、「変な弁護士ウ・ヨンウ」の撮影をこなしていた当時、「無人島の歌姫」のオファーを受けた。 「最初は『無人島の歌姫』というタイトルが面白かった」という彼は、「台本を読んで、今後モクハの人生がどのように展開されるのか気になり、この台本を通して私が何を感じることができるのか考えていたら、監督と作家さんに会いたくなった」と明かした。
「無人島の歌姫」は、先に’スタートアップ’と’あなたが眠っている間に’を一緒に作ったパク・ヘリョン作家とオ・チュンファンPDが3度目の呼吸を合わせるドラマだ。パク・ウンビンは作家、PDと会った席で自分が台本を読んで気になることを細かくメモして直接質問し、満足のいく答えを得た後、出演を決めた。
ただし、ソ・ムクハになるまでは、またもや困難な過程を経なければならなかった。
歌姫を夢見る人物であるだけにレベル級の歌唱力を備えなければならず、ギター演奏と生存のための海での水泳はもちろん、方言演技まで消化しなければならなかった。パク・ウンビンは「挫折することが多かった」としながらも、「すでに吐いた言葉があるので、責任をもって臨んだ」と振り返った。
● 「綿花と出会い、一生懸命生きている」
パク・ウンビンは劇中、16年間無人島で一人で生きてきた人物を描く。16年間の無人島サバイバルはドラマでこそ可能な極端な設定。現実で見れば不可能に近いことだ。しかし、このような設定を受け入れ、自分の人生のように 풀어내는過程はパク・ウンビンが解決しなければならない宿題であり、パク・ウンビンだからこそ可能な過程だった。
これについてパク・ウンビンは「誰でも心の中に自分だけの無人島を抱えながら生きているのではないかと思う」とし、「そのような無人島を抱えながら生きている人はどんなことを考え、どんな人生の方向性を決定するのだろうかと思った」と作品に取り組んだ心境を語った。
そして、今年、自分の人生にソモクというキャラクターが「マイルストーンになってくれている」と語ったパク・ウンビンは、「コットンに私を任せてみようという決心をし、コットンに出会って、とても一生懸命(今年を)生きている」と語った。
演出を担当したオ・チュンファンPDは、このようなパク・ウンビンについて「コットンが持つポジティブな力と、他の人生を説得する影響力を持つ俳優がどれだけいるかと思う」とし、「歌も歌わなければならないし、強い方言も学ばなければならなかったが、パク・ウンビンに初めて会った時、驚くほど”この俳優は本物だ”と感じた」と強い信念を見せた。
‘無人島の歌姫’は28日の初放送で3.2%(ニールセンコリア)の視聴率でスタートし、2回が放送された29日には5.2%まで上昇した。パク・ウンビンが繰り広げる無人島サバイバルが視聴者の注目を集めたおかげだ。
参加する作品ごとに真摯に取り組み、その真心で視聴者を説得してきたパク・ウンビンが今回の「無人島の歌姫」を通じて、「変な弁護士ウ・ヨンウ」から「ヨンモ」「ブラームスがお好き」「ストブリーグ」などで活躍した”視聴率女王”の面貌を再び披露するのか注目される。
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