トヨタ自動車が2023年11月6日、2023年9月の累計生産台数が3億台に達したと発表した。2012年に2億台を突破して以来、11年ぶりに1億台を追加したという。この間、約3.5秒に1台のペースで生産したことになり、1億台から2億台になるまでの期間に比べ4年短縮されたという。
トヨタは1935年の1号車から60年余りにわたって1億台生産を突破し、その半分にも満たない期間で2倍を生産した。
これまで生産台数が最も多いモデルはカローラで、1966年の発売以来、累計5,339万台を超えた。
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2023年9月末時点の日本国内が1億8,052万台、海外が1億1,960万台で、累計では60%が日本で生産された。ただし、年間生産台数は2000年代後半以降、海外生産が国内生産を上回っている。2022年は日本で265万台、海外で637万台と海外が70%を占める。
自動車用半導体不足の緩和と工場生産能力の増強により、2023年4~9月の世界生産は半期として初めて500万台以上を記録した。2024年3月期の見通しは1,010万台を見込んでいる。
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